同門会会長就任にあたって


   このたび、上田晃一教授より、同門会会長の大役を おおせつかることとなりました。山本喜英先生が15年にわたり、支え続けて来られた同門会会長をお引き受けするのは、身の引き締まる思いがいたします。入局者も今後増えていく傾向ですので、さらに同門会を発展させていきたいと思っています。

  專攻医プログラムの開始とそれに伴う指導医の設定など医療界は大きな変革の時期です。現在、幸い入局者に恵まれていますが、入局者の確保とそれに伴う教育の場、将来勤務する場を調整する事が必須となって来ます。さらに医療界は、これからも益々変革の波にさらされる事が予想されます。大学中心に同門が一致団結して、この過酷な状況を生き抜く知恵が必要な時期だと思っています。

  また、医局開設40周年が2022年に迫っています。この時期に日本形成外科学会総会をこの教室で主催する事は悲願です。

  この2つの事を念頭に置いて、同門会からも皆さまのご理解とご協力を賜りたいと思っています。

今後とも、諸先生方の弛まぬ御指導御鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

 

                                                  岡田雅